2021年4月24日土曜日

結果がすべてか、過程が大事か

今年もゴールデンウィークの時期になりました。

コロナ禍において、近隣の東京都にも緊急事態宣言が再発令される運びとなり、

国民ひとり一人の諸々の活動の自粛が求められます。

こうした情勢の中でも何とか学びの継続ができるように

校舎でも今まで以上に感染症対策に注力し、学習の場を提供できればと思います。


思えば昨年の同時期も最初の緊急事態宣言が発令中であり、学校は休校、学習は自宅でとなっていました。

自宅学習期間中の学習が様々な格差を露呈、生み出すことに繋がることを懸念していたことを思い出されます。

休みになったら勉強しないのが普通、机に向かうのは難しいことだよなと思いましたし、

自分がもし学生だったら勉強し………自信はなかったです。

ただ一方で、この期間で勉強しないと極めて大学受験が難しくなることも容易に想像できました。


当時、マナビス蘇我校では、毎日校舎から自宅学習の様子や学習の進捗について電話をかけていました。

こういう状況だからこそ、何とか生徒の第一志望合格をと今まさに踏ん張り時だとの想いでスタッフ一同電話をしていました。

あの時の学習は生徒にとっていろんな意味で財産になったと思います。私たちも大きな学びの時間となりました。




今春の大学入試で、マナビス蘇我校は新入試初年度において大きな飛躍を遂げました。

京都大学2年連続現役合格をはじめ、一橋大、東京外大、千葉大、早慶上智、MARCH…
と地域で圧倒的な合格実績を誇ることができました。

正直なところ、トップ進学校と呼ばれる高校の在籍が少ない中、

蘇我校に通う生徒たちひとり一人が「ひとつ上の現役合格」を勝ち取ってくれました。

これもあの休校期間中に学習を止めなかったことが大きな要因だと思いますし、最後まで本当によく頑張ったと思います。


地域からの信頼に応え、どんな学力の生徒でも憧れの第一志望校へ現役合格を成し遂げることができるように、

これからもスタッフ一同精進して参りたいと思います。

河合塾マナビス蘇我校 教務戦略担当N